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J-GLOBAL ID：202002243287421924   整理番号：20A0517969

投影バーチャルハンドインタフェースへの疑似触覚の適用に関する一考察

著者 (6件)： 佐藤優志 (大阪大 大学院基礎工学研究科) ,  平木剛史 (大阪大 大学院基礎工学研究科) ,  田辺育暉 (大阪大 大学院基礎工学研究科) ,  松倉悠 (大阪大 大学院基礎工学研究科) ,  岩井大輔 (大阪大 大学院基礎工学研究科) ,  佐藤宏介 (大阪大 大学院基礎工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 119  号： 386(MVE2019 28-33)  ページ： 33-36  発行年： 2020年01月16日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ユーザの手に連動して動く仮想の手をプロジェクタから投影する投影バーチャルハンドインタフェースは,日常生活でユーザの手の届く範囲を拡張することができる点で有用である.しかし,投影バーチャルハンドが実物体に重畳した時に,ユーザは物体に触れている感覚を得ることができない.本研究では,投影バーチャルハンドが実物体に触れる時に,その手指を揺らす等の視覚効果を付与することで,疑似触覚フィールバックによりユーザに物体の材質感を知覚させる手法を提案する.我々は特に凸凹さ,つるつるさ,柔らかさに着目し,それらを知覚させる3種類の視覚効果を設計した.被験者実験の結果,提案した全ての視覚効果が我々の意図する材質感をユーザに知覚させることが明らかになった.(著者抄録)

シソーラス用語： *複合現実感 ,  ヒューマンインタフェイス ,  ユーザインタフェイス ,  画像 ,  投影機 ,  手【生体】 ,  知覚 ,  視覚効果 ,  揺れ ,  *表面性状 ,  バイオフィードバック ,  *触覚 ,  実験 ,  主観評価 ,  触覚インタフェイス ,  被験者実験 ,  クオリア
準シソーラス用語： 質感 ,  触感 ,  投影画像

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (10件)：

• Ivan Poupyrev, Shigeaki Maruyama, and Jun Rekimoto. Ambient touch: designing tactile interfaces for handheld devices. In Proceedings of the 15th annual ACM symposium on User interface software and technology, pp. 51-60. ACM, 2002.
• 岡原浩平, 小川修平, 新明拓也, 岩井大輔, 佐藤宏介.身体拡張型インタフェースのための前腕の投影表現に関する基礎検討. 日本バーチャルリアリティ学会論文誌, Vol.19, No.3, pp.349-355, 2014.
• Yuta Ueda, Yuki Asai, Ryuichi Enomoto, Kai Wang, Daisuke Iwai, and Kosuke Sato. Body cyberization by spatial augmented reality for reaching unreachable world. In Proceedings of the 8th Augmented Human International Conference. ACM, 2017.
• Yuki Asai, Yuta Ueda, Ryuichi Enomoto, Daisuke Iwai, and Kosuke Sato. Extendedhand on wheelchair. In Proceedings of the 29th Annual Symposium on User Interface Software and Technology, pp. 147-148. ACM, 2016.
• 田辺育暉, 浅井唯貴, 榎本龍一, 上田雄太, 岩井大輔, 佐藤宏介. 身体拡張インタフェースにおける非操作手への触覚呈示機構に関する研究. 第61回システム制御情報学会研究発表講演会講演論文集, 2017.

タイトルに関連する用語 (2件)： 投影 ,  触覚