抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,プログラミング教育の需要が高まっており,プログラミングを扱う授業が増加している.一方で,限られた授業時間内で十分な数のプログラミングの演習に取り組むことは困難である.その解決策の一つとして,類似問題の検索による学習支援が考えられる.取り組んだことのない類似問題の検索を行うことができれば,プログラミング演習の援助になると考えられる.本研究では,深層学習を用いた類似問題検索に着目し,九州大学で使用されているプログラミングの問題のデータセットと競技プログラミングで使用されている問題のデータセットを学習データとした類似問題検索を行った.2つのデータセットを学習データとした類似問題検索を行った結果として,11.3%以上の割合で類似問題が得られた.また,学習に用いるデータセットを変更し,どのデータセットが学習に有効であるかを調査した結果,検索したいプログラムと同じデータセットを学習に用いることで10.7%以上の類似問題が得られることを示した.(著者抄録)