文献

J-GLOBAL ID：202102255930974309   整理番号：21A0555379

自動運転車の路上での乗降に着目したカーブサイドのあり方に関する研究

A STUDY ON CURBSIDE DESIGN FOCUSED ON AUTONOMOUS VEHICLES ON THE ROAD

著者 (5件)： 古森開 (早稲田大 大学院創造理工学研究科) ,  GUO Jiarui (早稲田大 大学院創造理工学研究科) ,  高山宇宙 (早稲田大 大学院創造理工学研究科) ,  北野尚宏 (早稲田大 理工学術院) ,  森本章倫 (早稲田大 理工学術院)
資料名： 土木計画学研究・講演集(CD-ROM)  (土木計画学研究発表会・講演集(CD-ROM))
巻： 62  ページ： ROMBUNNO.01-02  発行年： 2020年11月06日 
JST資料番号： X0119B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 今後,路肩(カーブサイド)において自動運転車の送迎による乗降やeコマース普及に伴う配送の荷捌きなどの需要が増加するため,限られた空間であるカーブサイドの効率的な利用方法の検討が必須である。そこで本研究では,自動運転普及社会における乗降空間とその周辺環境要因が与える影響を踏まえたカーブサイドのあり方の把握を目的とする。まず自動運転車に着目しミクロ交通シミュレータを用いて道路の円滑性の評価に関する分析を行い,そのうえで将来のカーブサイドの検討状況を整理し理想的なカーブサイドについて検討する。分析の結果,停車頻度の増加や右左折率の増加は旅行速度を低下させる要因であり,乗降空間の配置について考慮すべきことが分かった。今後,フレックスゾーンの設計によって柔軟なカーブサイドの運用を検討すべきである。(著者抄録)

シソーラス用語： 道路交通 ,  *乗用車 ,  *自動運転 ,  市街地 ,  街路 ,  駐車 ,  道路空間 ,  *路肩 ,  交通流 ,  道路整備 ,  計算機シミュレーション ,  走行速度 ,  交通シミュレーション ,  自動運転車 ,  旅行速度 ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： 乗降空間

分類 (2件)： 交通調査  (TB01031B) ,  道路計画・調査,道路の構造  (RC08020X)

引用文献 (15件)：

• 国土交通省:平成30年度第1回都市交通における自動運転技術の活用方策に関する検討会,2018.10.
• 高山宇宙,森本章倫:道路上でのロボットタクシーの乗降位置のあり方に関する研究,土木計画学研究講演集 Vol.60,CD:全 7p、2019.11.
• City of Chandler, Arizona : Development Services Memo No.PZ18-024 (ZCA18-0001 Autonomous Vehicles), https://www.chandleraz.gov/sites/default/files/documents/imported/ZCA180001.pdf,2018.4, (最終閲覧:2020/05/07)
• 豊田剛,山田稔,嶋田喜昭,本多義明:都心部幹 線道路沿道の諸施設に誘発される路上駐車の発生 現象に関する研究,土木計画学研究論文集 No.13,1996.8.
• 鹿田成則,片倉正彦,大口敬:信号交差点の交通容量に及ぼす路上駐車の影響分析,総合都市研究第74号,2001.

タイトルに関連する用語 (4件)： 自動運転車 ,  着目 ,  カーブ ,  研究