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J-GLOBAL ID：202102275364260354   整理番号：21A1576188

水平多層構造における任意送受信配置および任意送信電流波形に対応した電磁探査応答計算プログラムの開発

Development of electromagnetic response calculation program in horizontally layered earth with arbitrary transmitter/receiver deployment and transmitting current waveform.

著者 (6件)： 桑井康行 (早稲田大 大学院) ,  河合将人 (早稲田大 大学院) ,  宅間晴史 (早大 創造理工) ,  岡田拓己 (早大 創造理工) ,  上田匠 (早大 創造理工) ,  中島崇裕 (RITE)
資料名： 物理探査学会学術講演会講演論文集  (Proceedings of the SEGJ Conference)
巻： 144th  ページ： 32-35  発行年： 2021年 
JST資料番号： L2581A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 陸上,地下,水中および空中の任意の送信機および受信機位置の電磁応答を計算することができるPythonおよびMATLABプログラムを開発した。このプログラムは,VMD/HMD,VED/HED,ループ,接地線,および任意形状の線源を含む10種類のEM送信機を扱うことができる。これは主に,CCSに対する注入CO²の監視をシミュレートすることが期待される。それは,送信機と受信機の任意の3D構成による水平層状モデルのEM応答を解析することを可能にした。開発したコードは,Bessel関数の半無限積分と時間領域変換に対する3つの周波数方法に対して,4つの計算オプションを持つ。さらに,実際の調査状況に適した過渡的EM応答に対して任意の送信機波形を使用できる。CCSモニタリング,地熱探査,および海洋/空中電磁法に関するシミュレーションにおけるプログラムの有効性を検証した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *積層構造 ,  送受信機 ,  *電磁法探査 ,  地熱探査 ,  比抵抗法探査 ,  磁気双極子 ,  電気双極子 ,  接地 ,  ループ ,  二酸化炭素回収貯留 ,  *プログラム設計 ,  線源 ,  計算機プログラム ,  弱磁場 ,  電流波形
準シソーラス用語： CCS【二酸化炭素固定化】 ,  空中電磁法

分類 (1件)： 電気探査・検層  (DE10040M)

引用文献 (14件)：

• Anderson, W. L. (1979) : Numerical integration of related Hankel transforms of orders 0 and 1 by adaptive digital filtering, Geophysics, 44, 1287-1305.
• Anderson, W. L. (1982) : Fast Hankel Transforms Using Related and Lagged Convolutions, ACM Transactions on Mathematical Software, 8, 4, 344-368.
• 荒井英一・林歳彦・永石竜起・太田肇 (2005): 高温超電導磁力計を用いたTDEM法装置(SQUITEM)の現場適用試験, 資源地質, 55, 1, 1-10.
• 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 (2017): 平成28年度 地熱資源ポテンシャル調査のための広域空中物理探査 登別地域 報告書
• Key, K. (2012) : Is the fast Hankel transform faster than quadrature, Geophysics, 77, 3.

タイトルに関連する用語 (7件)： 多層構造 ,  送受信 ,  電流波形 ,  電磁探査 ,  応答 ,  計算 ,  開発