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J-GLOBAL ID:202202214180839481   整理番号:22A2382915

量子プログラミングにおけるSelf-Admitted Technical Debtの初期調査

A Preliminary Study of Self-Admitted Technical Debt in Quantum Programming
著者 (4件):
資料名:
巻: 122  号: 138(SS2022 1-20)  ページ: 109-114 (WEB ONLY)  発行年: 2022年07月21日 
JST資料番号: U2030A  ISSN: 2432-6380  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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量子コンピュータは,重ね合わせや量子もつれといった量子力学の現象を利用したコンピュータである.量子コンピュータを用いることで,巡回セールスマン問題など,従来のコンピュータでは現実的な時間や規模で解くことができなかった問題の一部を解くことが期待される.量子プログラミングはそうした問題を解くためのアルゴリズムを実装し,実行可能な量子プログラムを設計,及び,構成することができる.その実現として,量子コンピュータの振舞いの理解を促進し,量子アルゴリズムを形式的に論じたり,量子ソフトウェアを開発するためのツールとして,QiskitやCirqといった量子プログラミング言語が開発されている.また,量子プログラミング言語の開発だけでなく,さらに,他の分野への応用,展開のため,量子プログラミング言語を用いたライブラリの開発も進んでいる.他方,Self-Admitted Technical Debt(SATD)とは,コード中に存在するバグや解消すべき課題のことであり,その中でも開発者が課題を認識した上で,コードに埋め込まれたコメントを指す.これまでの研究でSATDがソフトウェアに悪影響を及ぼす可能性があることが示唆されており,SATDの調査はソフトウェアの品質向上のための重要な課題であると考えられる.しかし,まだ,量子プログラミング言語のSATDに関する研究は行われていない.そこで本研究では,Qiskitを対象として量子プログラミングに関するSATDの初期分析を行う.調査の結果,得られたコメントのうちSATDの割合は1.6%であり,それらのSATDのうち実際に量子プログラミングに関するものは66%であった.(著者抄録)
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分類 (2件):
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計算機システム開発  ,  その他の計算機 
引用文献 (12件):
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