抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
近年,深層学習や機械学習の研究が盛んに行われ,それに伴って,機械学習に関するライブラリを多数活用可能なプログラミング言語Pythonの需要が増大している.しかしながら,ライブラリの数は年々増加し続けているため,必要となるライブラリを発見することが,開発者にとって非常に負担のかかる作業となっている.そこで,ライブラリ推薦に関する研究が盛んに行われているが,これまでのほとんどの研究の対象言語は,Javaである.本研究では,従来使用されている推薦手法を参考にし,協調フィルタリングを用いて,Pythonにおける機械学習関連ライブラリを推薦し,従来の推薦手法がPythonにおいても有効であるか5つの評価指標を用いて調査する.調査の結果,評価指標値の推移は対象言語がJavaの場合と類似した傾向を示したため,対象言語をPythonに変更しても,協調フィルタリングを用いた推薦手法は有効であることが確認できた.推薦されたライブラリは,一般的に使用されるものが多く,今後推薦システムの改善が必要である.(著者抄録)