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J-GLOBAL ID：202302286294891111   整理番号：23A2922490

研究紹介 持続可能性移行(sustainability transitions)に関する研究

著者 (1件)： 李洸昊 (早稲田大学大学院 環境・エネルギー研究科)
資料名： P2Mマガジン(Web)  (Magazine of P2M (Web))
巻： 19  ページ： 55-58(J-STAGE)  発行年： 2023年 
JST資料番号： U2586A  ISSN： 2432-0390  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・持続可能性移行は,持続可能性を目指す新たな社会・技術システムの創出へ向けた抜本的変革とその実装を可能にするプロセスを管理し,それに伴う変化であると定義。
・持続可能性移行研究の展開を概観し,マルチレベル観点(MLP)から持続可能性移行における種々の要素の相互作用を概念化し,プロセスを分析し,持続性可能移行における課題を指摘。
・持続可能性移行研究におけるツールや方法論はまだ限定的であるため,限界を補うものとして3Sモデルや6つの創造的統合マネジメントツールなどの様々な方法論を有するP2M導入のメリットに言及。

シソーラス用語： 変化 ,  システム ,  *社会変動 ,  技術革新 ,  実用化 ,  目標設定 ,  方法論 ,  プロジェクト管理 ,  *持続可能な開発 ,  環境保全 ,  持続可能性 ,  システム導入 ,  *エコエコノミー
準シソーラス用語： *持続可能性移行 ,  *社会技術システム ,  イノベーション創出 ,  社会変革 ,  技術変革 ,  社会実装 ,  研究課題 ,  *環境経済

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  産業経済  (KA02000Y)

引用文献 (5件)：

• Diercks, G., Larsen, H. and Steward, F. ”Transformative Innovation Policy: Addressing Variety in an Emerging Policy Paradigm”, Research Policy, Vol. 48, No. 4, pp. 880-894, 2019
• 陳奕均, 城山英明, 杉山昌広, 青木一益, 木村宰, 森晶寿, 太田響子, 松浦正浩, 松尾真紀子「日本における持続可能性移行(サステナビリティ・トランジション)研究の現況と今後の展望」、環境経済・政策研究、Vol. 15、No. 2、pp. 1-11, 2022
• Köhler, J., Geels, F. W., Kern, F., et al. “An agenda for sustainability transitions research: State of the art and future directions,” Environmental Innovation and Societal Transitions, 31, 1-32, 2019
• Geels, F. W. “The multi-level perspective on sustainability transitions: Responses to seven criticisms,” Environmental Innovation and Societal Transitions, Vol. 1, No. 1, pp. 24-40, 2011
• 亀山秀雄「国際P2M学会への招待」、P2Mマガジン、Vol. 17、 pp. 86-93、2023

タイトルに関連する用語 (3件)： 研究 ,  持続可能性 ,  移行