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J-GLOBAL ID：202402287522750079   整理番号：24A0516729

電気光学検出を用いた相対論的クーロン電場の可視化

Visualization of Relativistic Coulomb Field by Electro-Optic Sampling

著者 (7件)： 太田雅人 (大阪大 レーザー科研) ,  太田雅人 (核融合科研) ,  有川安信 (大阪大 レーザー科研) ,  菅晃一 (大阪大 産科研) ,  菅晃一 (量子科学技術研究開発機構) ,  松井龍之介 (三重大 大学院工学研究科) ,  中嶋誠 (大阪大 レーザー科研)
資料名： プラズマ・核融合学会誌  (Journal of Plasma and Fusion Research)
巻： 100  号： 2  ページ： 67-76  発行年： 2024年02月25日 
JST資料番号： G0114A  ISSN： 0918-7928  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 準光速荷電粒子の周りのクーロン電場は,相対論的効果により,進行方向に収縮する.この相対論的収縮電場は,100年以上に渡り実証はなされていなかった.非線形光学効果を利用した超高速電場計測手法である電気光学検出を,加速器中の電子ビームの周りのクーロン電場に対して実施し,相対論的電場の収縮を可視化,さらに,その生成機構を明らかにした.本成果と電気光学検出の相対論的プラズマ物理実験への応用に関して解説する.(著者抄録)

シソーラス用語： 電気光学効果 ,  *電場 ,  Coulomb相互作用 ,  荷電粒子 ,  *非線形光学 ,  計測 ,  電子ビーム ,  *相対論的効果 ,  収縮 ,  可視化 ,  物理学 ,  電磁気学 ,  プラズマ物理学 ,  電場測定
準シソーラス用語： 電場計測 ,  非線形光学効果

分類 (3件)： 特殊相対論  (BA07020U) ,  電磁気学一般  (BD01020N) ,  非線形光学  (BD05000T)

引用文献 (35件)：

• A. Einstein, Ann. Phys. 17, 891 (1905).
• J.D. Jackson, Classical Electrodynamics, 3rd edition(Wiley, New York,1998).
• A. Einstein, Ann. Phys. 49, 769 (1916).
• F.W. Dyson et al., Phil. Trans. R. Soc. Lond. 220, 291 (1920).
• B.P. Abbott et al., Phys. Rev. Lett. 116, 061102 (2016).

タイトルに関連する用語 (4件)： 光学検出 ,  クーロン ,  電場 ,  可視化