抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・人間の社会性・社会的判断を計算機科学の観点から解明するマルチエージェントシステムの研究に携わるようになった契機と,その後の研究内容を紹介して今後を展望。
・インターネットの利用が拡大すると多くの箇所で障害が発生し,ネットワーク管理者の負担を軽減するためにインターネット診断用エキスパートシステムを開発したのが研究の発端。
・プロトコル違反や問題発見の協調行動とは異なり,ルールとして記述するのが困難な応用向けに行動のプランニングを効率化するための学習や,行動戦略選択による組織化について研究。
・共通して受諾可能な行動をノルムとして共有することによる分業構造の学習や,深層強化学習による協調・調整行動の獲得へとつながり,学習に対する説明性を獲得できると行動の修正が可能。
・多様で一見未経験と思われる場面に対応できる柔軟性の獲得には学習による過度な硬直性の回避が必要であり,大規模言語モデルを内包したエージェントによる多様性の学習に期待。