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J-GLOBAL ID：200902202236239709   整理番号：09A0669638

ソロバン格子CIP法による流体構造連成解析

著者 (3件)： 矢部孝 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  尾形陽一 (広島大 大学院工学研究科) ,  滝沢研二 (Rice Univ.)
資料名： 混相流  (Japanese Journal of Multiphase Flow)
巻： 23  号： 2  ページ： 151-156  発行年： 2009年06月15日 
JST資料番号： L2494A  ISSN： 0914-2843  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： CIP法とソロバン格子についてそれぞれの基本的概念を説明すると共にこれまでに適用されてきた様々な計算例を紹介しつつその優位性と将来性について述べた。ソロバン格子は任意の複雑形状を記述可能とする新規の解適合格子である。ソロバン格子CIP法と固液気統一解法の特徴について示すと共に,計算応用例として金属にレーザ照射した場合の溶解・蒸発計算を直交格子を用いて実施した例そして固体と流体が混在する場合の水切りの計算を行った例を示した。更に海洋上を航行する船舶と海面の変化状況の計算例も示した。本手法は時間方向も格子間コネクションから完全に解放されていることにより大変形を伴う問題への適応が容易であり大きな利点となることを示した。

シソーラス用語： 数値解法 ,  格子 ,  数値解析 ,  *計算モデル ,  レーザ照射 ,  溶解 ,  蒸発 ,  直交性 ,  船舶 ,  海面 ,  最適化 ,  大変形 ,  問題解決
準シソーラス用語： *CIP法 ,  適合格子 ,  *流体構造連成解析 ,  直交格子

分類 (2件)： 流体動力学一般  (BC02010G) ,  構造力学一般  (HD01000X)

引用文献 (9件)：

• TAKEWAKI, H. Cubic Interpolated Pseudoparticle Method (CIP) for Solving Hyperbolic Type Equations. J. Comput. Phys. 1985, 61, 261-268
• YABE, T. A Universal Solver for Hyperbolic Equations by Cubic-Polynomial Interpolation I. One-Dimensional Solver. Comput. Phys. Commun. 1991, 66, 219-232
• YABE, T. Constrained Interpolation Profile Method for Multiphase Analysis. J. Comput. Phys. 2001, 169, 556-593
• YABE, T. CIP Method-Multiscale Numerical Solver from Atom to Universe. 2003
• YABE, T. Higher-Order Schemes with CIP Method and Adaptive Soroban Grid towards Mesh-Free Scheme. J. Comput. Phys. 2004, 194, 57-77

タイトルに関連する用語 (3件)： 格子 ,  CIP法 ,  流体構造連成解析