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J-GLOBAL ID:200902207504421339   整理番号:09A0917058

西部亜北極太平洋におけるin situ鉄濃縮実験の際の植物プランクトン繁殖の中でのアルカンの増加

Enrichment of alkanes within a phytoplankton bloom during an in situ iron enrichment experiment in the western subarctic Pacific
著者 (13件):
資料名:
巻: 115  号: 1-2  ページ: 92-101  発行年: 2009年06月20日 
JST資料番号: B0842A  ISSN: 0304-4203  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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北太平洋亜寒帯域鉄散布実験II(SEEDS-II)の際に,植物プランクトン繁殖内の非メタン炭化水素(NMHC),CH3Cl,N2O,CH4の濃度変化を監視した。安定同位体組成も測定し,この変化の供給源を評価した。23日の観測期間に,アルケン,CH3Cl,N2O,CH4の濃度あるいは安定同位体組成にはほとんど変動はなかったにもかかわらず,アルカン濃度は植物プランクトンが繁殖するにつれてかなり増加した。アルカンの水柱総合量は,C2H6に対し繁殖前レベルの3倍,n-C4H10に対し20倍増加した。C2H6とC3H8の両方のδ13C値は,濃度が増加する間,ほとんど一定のままであり,一方,n-C4H10はおよそ12‰増加した。この繁殖の際に生成したアルカン源を評価するために,それらのδ13C値を,実験室での植物プランクトン純培養において生成したアルケンと比較した。著者らは,SEEDS-II実験の際,C2H6とC3H8の主な部分は,珪藻細胞の自己分解の際に生成し,一方,n-C4H10は,クリプト植物と渦鞭毛藻のような他の植物プランクトンの自己分解の際に生成したと結論付けた。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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水圏・生物圏の地球化学 

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