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文献
J-GLOBAL ID:200902210718501870   整理番号:08A1093770

飽和-不飽和地下水流モデルにおける土の水理特性を評価するための逆解析法

An Inverse Method to Estimate Soil Hydraulic Properties in Saturated-unsaturated Groundwater Flow Model
著者 (5件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 23-28  発行年: 2008年01月 
JST資料番号: L4234A  ISSN: 1343-8646  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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飽和-不飽和地下水流の計算の前に遭遇した逆解析問題に対する代案としてのアプローチが検討された。流れを支配するRichardの方程式では事前に知られていない土の水理特性(すなわち,相対透水度Kr,及び体積含水率θ)は,圧力水頭で表現される,区分的3次スプライン関数により内挿される。関数が固定関数形状のGenuchtenモデルにおけるような特別な形状を有する在来型のアプローチに比べ,自由形状パラメーター化アプローチは,パラメーターの関数形状を識別する際に,高度の柔軟性と自由度を提供する。さらに,このアプローチは,逆解析の問題の解が,現地で比較的容易に入手できる観測された圧力水頭の時系列データにのみ依存することにより,得られるという点で現場志向であるといえる。土の水理特性の水頭依存性を最良に表現するこのようなスプライン関数の形状を見出すために,Lebenberg-Marquardt法の助けを借りたシミュレーション最適化のアルゴリズムが開発された。それは圧力水頭の観測値(又は測定値)と計算値の間の誤差を最小化する最適化問題を,前進問題を解くために組み込まれたシミュレーション・モジュールとの組み合わせにおいて繰り返し的に使用するのに用いられる。このアプローチの有効性は,飽和の近傍において,相対透水度が鋭敏に変化する,及びそれほど鋭敏でない異なる二種類の土質に適用することにより検証された。この結果は,開発されたアプローチが,在来型の固定関数形状のアプローチに対する実行可能な代案となり得ることを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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地下水流 
引用文献 (12件):
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