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J-GLOBAL ID：200902216614426998   整理番号：09A0966297

駅の床材を考える I.床面の滑り転倒リスク

著者 (1件)： 永田久雄 (早稲田大 理工学術院)
資料名： 鉄道建築ニュース  (Railway Architecture News)
号： 718  ページ： 9-13  発行年： 2009年09月10日 
JST資料番号： G0045A  ISSN： 0911-3754  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 駅コンコースの床材は,過去の経験等に基づいて選定されているのが実状である。最近,床材の摩擦特性が問題となる滑り事故が多く発生している。そこで,床面の滑り転倒リスクの基本的な考え方と,65歳以上の歩行者群による床面での滑りによる転倒率を求めて転倒リスクとする客観的な考え方を提案した。また,ランプテスト法により簡便に床材の摩擦抵抗係数を求める実験を行い転倒リスクを推定した。転倒リスクの基本的な考え方を基に,多人数の被験者を用いないで転倒リスクの指標を得るための滑り測定法と新試験機(NA式試験機)を紹介した。

シソーラス用語： 旅客駅 ,  *連絡通路 ,  *床材 ,  特性 ,  試験 ,  歩行者 ,  転倒 ,  リスク ,  摩擦抵抗 ,  試験装置 ,  計測器
準シソーラス用語： *コンコース ,  滑り試験 ,  *転倒リスク ,  摩擦特性

分類 (3件)： 床,天井  (RB03040H) ,  建設材料試験  (RA06020D) ,  用途・機能・工法面から見た建設材料  (RA06050K)

引用文献 (13件)：

• 厚生労働省大臣官房統計情報部編: 人口動態統計平成19年下巻, 財団法人厚生統計協会, 2009年1月.
• 厚生省大臣官房統計情報部編: 人口動態統計昭和62年下巻, 財団法人厚生統計協会, 1989年3月.
• 永田他: 転倒リスクから見た浴室床の滑り評価方法に関する研究 (その1から3), 日本建築学会大会学術講演梗概集, 計画系, 2008年度大会 (広島).
• 永田他: 転倒リスクから見た浴室床の滑り評価方法に関する研究 (その4から5), 日本建築学会大会学術講演梗概集, 計画系, 2009年度大会 (東北).
• 永田: 転倒転落事故防止のためのFall-risk Factorとその基本的な評価方法, 日本リスク研究学会第20回研究発表会講演論文集, Vol.20, 2007年11月.

タイトルに関連する用語 (5件)： 駅 ,  床材 ,  床面 ,  滑り ,  転倒リスク