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J-GLOBAL ID:200902223816795410   整理番号:09A0347305

ダム建設によるコンフリクトに対する合意形成過程-韓国のハンタン江ダムの事例より-

著者 (3件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 181-203  発行年: 2009年02月27日 
JST資料番号: L4095A  ISSN: 1881-8064  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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世界の趨勢と同様に,韓国でもダム建設に対する地元住民,自治体,および環境団体による反対運動が激化している。本稿では公共事業の建設をめぐる関連当事者の意見の対立を「公共コンフリクト」と呼び,まず社会的合意形成過程とコンフリクト過程について考察した。次いで,韓国における水資源問題とダム建設によるコンフリクト問題の概要,ハンタン江ダム建設をめぐるコンフリクト過程における合意制度と住民の反対理由,および社会的合意形成過程を考察した。社会的合意形成過程には5つの問題点があった。1)当事者協議を約3か月という短期間で推進した。2)協議に参加した住民の代表性に疑問があった。3)調整委員の能力と中立性に疑問があった。4)政府が上下流地域間の利害調整を目指したのに対し,住民側はダム建設の妥当性などの真実究明を求めた。5)政府側は単純な賛否問題と考えたのに対し,住民側は賛否両方の様々な立場を主張した。
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分類 (2件):
分類
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ダム一般  ,  環境問題 

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