抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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高Qの超伝導平面回路型多段フィルタを送信系に適用するため,超伝導膜に流れる電流密度の低減と共振器の小型化の両方を試みる必要がある。我々は,グランドスロットを用いた超伝導デュアルモード型ディスク共振器を提案し,10Wにおいて約-75dBcの低IMD3(3次相互変調歪)特性が得られることを実証した。この構造の多段フィルタ化にあたって,帯域外に減衰極を入れてさらに急峻化を図る有極化は,段数の削減や小型化につながる有効な方法の一つであり,前述のグランドスロットをフィーダラインの非対称位置に変えることによって可能であることを示した。本稿では,前述のグランドスロットの位置を変更せず,裏面フィードを用いて有極化する方法を検討した。(著者抄録)