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J-GLOBAL ID：200902228354051756   整理番号：09A1068103

チャクチ海東部における植物プランクトンブルームの経年変動

著者 (3件)： 松本慧太郎 (北大 大学院) ,  齊藤誠一 (北大 大学院) ,  平譯享 (北大 大学院)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2009  号： 春季  ページ： 191  発行年： 2009年03月23日 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： チャクチ海は広大な大陸棚を有し,世界でも有数の生物生産の高い海域として知られている。北極海の海氷分布面積の減少は2002年から加速しており,2007年夏季の海氷分布面積はそれ以前(2005年9月)の最小値より23%低く,海氷分布面積の最小記録を更新した。また海氷が急激に減少した2007年において,6月にチャクチ海東部で大規模な植物プランクトンブルームが観測された(図1)。北極海の海氷分布面積の減少は開放水面の拡大と植物プランクトン成長期の増加を引き起こし,結果として年間基礎生産量は増加した。このように,北極海全体での海氷分布面積の減少に対する植物プランクトンの応答は研究されているが,局所的な植物プランクトンの応答は明らかにされていない。そこで本研究では,2007年6月のチャクチ海東部おいてクロロフィルa濃度(Chla)の経年変動を調査することを目的とする。(著者抄録)

シソーラス用語： *海洋 ,  *植物プランクトン ,  クロロフィルa ,  海氷 ,  *リモートセンシング ,  *衛星
準シソーラス用語： *チャクチ海 ,  *衛星リモートセンシング ,  海 ,  *植物プランクトンブルーム

分類 (2件)： 微生物に対する影響  (EE04020O) ,  環境因子の生物影響一般  (EE04010D)

タイトルに関連する用語 (3件)： 海 ,  植物プランクトンブルーム ,  経年変動