抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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動画像とCGを合成するときに,同等性を求められるオブジェクトのひとつに光源がある。光源パラメータの推定における研究では,Lambert反射が重要な反射モデルとして取り上げられている。Newton法を用いた光源推定では,反射輝度に誤差が解の収束する可能性に大きな影響を与えることがわかっており,誤差に強い推定を行うには,その性質を知ることが重要である。そこで,反射輝度の誤差とLambert反射における光源の推定値の関係を,Newton法の収束過程に注目して数値的に解析した。その結果,反射輝度に8%以上の誤差を与えて光源推定を行った場合,光源座標の水平成分xLの解は収束しなかった。さらに詳しくNewton法の収束過程を調べると,収束の可否には,Lambert反射のモデル式fについて∂φ(xL)/∂xL(φ(xL)=∂f(xL)/∂xL)の影響が大きいことがわかった。(著者抄録)