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J-GLOBAL ID：200902237543709761   整理番号：08A0369814

親潮域の春季植物プランクトンブルーム期における動物プランクトンバイオマス,カラヌス目カイアシ類の腸内色素量と卵生産の短期変動について

著者 (5件)： 山口篤 (北大 大学院) ,  小俣紋 (北大 大学院) ,  河合百華 (北大 大学院) ,  金田麻理子 (北大 大学院) ,  池田勉 (北大 大学院)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2008  号： 春季  ページ： 385  発行年： 2008年03月14日 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 西部北太平洋亜寒帯に位置する親潮域では中・大型動物プランクトンの生物量(バイオマス)はバクテリアから鳥類までを含むどの生物群よりも多く,全生物バイオマスの半分(51%)を占めている。このような生態系では高次生物へのエネルギーフロー,鉛直的な物質輸送,いずれの視点においても中・大型動物プランクトンが重要な役割を担っていることが予想され,その動態をより正確に把握することが重要である。この10年,親潮域における中・大型動物プランクトンに関する知見は,主要動物プランクトンの生活史を中心に多くの知見が得られてきた。しかしその採集間隔は1~2ケ月であり,春季植物プランクトンブルーム期にすみやかに成長を行う大型カイアシ類の摂餌,成長および再生産速度を評価するには不十分であった。この知見のギャップを埋めるべく,2007年3月~5月にかけてOECOS-WESTプロジェクトによる高頻度採集が行われた。今回は速報として,3つの項目:NORPACネット湿重量バイオマス,主要大型カラヌス目カイアシ類の腸内色素量と卵生産について報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： *カイアシ類 ,  *バイオマス ,  ライフサイクル ,  海流 ,  *産卵 ,  春 ,  植物プランクトン ,  *色素 ,  生態系 ,  *動物プランクトン ,  北太平洋
準シソーラス用語： 親潮 ,  生活史 ,  *腸内色素量 ,  *卵生産

分類 (1件)： プランクトン  (FH02050R)

タイトルに関連する用語 (10件)： 親潮域 ,  春季 ,  植物プランクトンブルーム ,  動物 ,  プランクトン ,  バイオマス ,  カイアシ類 ,  腸 ,  卵 ,  短期