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J-GLOBAL ID：200902238786401559   整理番号：09A0097592

問題演習型eラーニングシステムSANNO KNOWLEDGE FIELDのSCORM規格への適用と実装

著者 (3件)： 松本馨 (産業能率大 総合研) ,  宮内浩 (産業能率大 総合研) ,  古賀暁彦 (産業能率大 情報マネジメント)
資料名： 教育システム情報学会誌  (Transactions of Japanese Society for Information and Systems in Education)
巻： 25  号： 3  ページ： 304-320  発行年： 2008年11月30日 
JST資料番号： L2602A  ISSN： 1341-4135  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 産業能率大学では2001年より企業向けのeラーニングシステムであるSANNO KNOWLEDGE FIELD(SKF)サービスを提供しており,SKFは,インターネットを利用したWBTシステムで一部が独自仕様で実装されている。本稿では,独自の設計がされたSFKコンテンツと同様の学習の仕組みを,標準化された規格であるSCORM規格でどう実現したか,その実装方法と課題について報告した。具体的には,まず,SKFの学習の流れ,システムの仕組み,コンテンツ構造等について説明し,国際標準規格であるSCORM1.2およびSCORM2004規格の仕組みの概要を述べ,SKFの仕組みの適用方法を検討し,それをもとに制作したコンテンツおよびユーザインタフェースの実装について紹介した。さらに,SCORM1.2版SKFコンテンツが各社のLMS上で正常に動作するかを相互運用実験で確認した結果を報告するとともに,標準化における課題にも触れた。

シソーラス用語： *eラーニング ,  インターネット ,  Web【情報システム】 ,  計算機利用システム ,  ディジタルコンテンツ ,  ユーザインタフェイス ,  教材 ,  情報配布 ,  CAI【計算機】 ,  CAL【学習】
準シソーラス用語： *SCORM ,  *WBT ,  Web教材 ,  コンテンツ配信 ,  学習コンテンツ ,  学習管理システム ,  国際標準化 ,  国際標準規格

分類 (2件)： CAI  (JE09000G) ,  計算機網  (JC03000K)

引用文献 (21件)：

• (1)古賀暁彦:“企業内教育での活用:eラーニング”,デジタル教材の教育学,第5章,東京大学出版会(2009予定)
• (2)Fallon, C. and Brown, S.: “e-Learning Standards”, St. Lucie Press, Boca Raton (2003)
• (3)Sharable Content Object Reference Model (SCORM) Version 1.2-The SCORM Overview, Advanced Distributed Learning Initiative (2001)
• (4)Sharable Content Object Reference Model (SCORM) Version 1.2-The SCORM Content Aggregation Model, Advanced Distributed Learning Initiative (2001)
• (5)Sharable Content Object Reference Model (SCORM) Version 1.2-The SCORM Run-Time Environment, Advanced Distributed Learning Initiative (2001)

タイトルに関連する用語 (5件)： 演習 ,  eラーニングシステム ,  SCORM ,  規格 ,  実装