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J-GLOBAL ID：200902239763779658   整理番号：09A0079867

英国における学力向上のためのICT環境整備の分析

著者 (3件)： 野中陽一 (和歌山大 教育) ,  堀田龍也 (メディア教育開セ) ,  LOVELESS Avril (ブライトン大 教育)
資料名： 日本教育工学会論文誌  (Japan Journal of Educational Technology)
巻： 32  号： 3  ページ： 315-322  発行年： 2008年12月20日 
JST資料番号： L4329A  ISSN： 1349-8290  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 学力向上にICT活用が寄与することが検証され,関連する研究成果が蓄積されている英国において,国レベルで進められたICT環境整備に関わる施策について分析した。その結果,英国におけるICT活用の普及の背景には,自己評価フレームワークという学校の情報化のあるべき姿を示す指標が設定されていること,それらに基づき,ICT機器等の整備と併せ,国の組織が連携して教師の負担を軽減する条件整備を進めてきたこと,学校長を中心としたシニアリーダーシップチームによって学校を単位として情報化が推進されてきたことが明らかとなった。また,これらを推進するBectaのような組織の重要性も示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： *学校教育 ,  小学校 ,  中学校 ,  高等学校 ,  情報技術 ,  通信技術 ,  環境整備 ,  自己評価 ,  評価基準 ,  *教育効果 ,  国家政策 ,  英国
準シソーラス用語： *ICT ,  教育環境 ,  情報環境 ,  政策評価

分類 (1件)： CAI  (JE09000G)

引用文献 (18件)：

• BALANSKAT, A. The ICT Impact Report : A review of studies of ICT impact on schools in Europe, European Schoolnet. http://insight.eun.org/shared/data/pdf/impact_study.pdf. 2006
• Becta. ICT Maturity and the development of a self-review framework for organisational development. http://www.becta.org.uk/page_documents/leaders/ict_maturity_self_review_framework.pdf. 2005
• BECTA. The becta Review 2006. http://publications.becta.org.uk/display.cfm?resID=25948. 2006
• BECTA. Harnessing Technology Review 2007. http://partners.becta.org.uk/index.php?section=rh&catcode=_re_rp_02&rid=14409. 2007
• COMBER, C. ImpaCT2 : Learning at Home and School-Case Studies Becta/DfES. http://www.becta.org.uk/page_documents/research/ImpaCT2_strand_3_report.pdf. 2002

タイトルに関連する用語 (5件)： 英国 ,  学力 ,  ICT ,  環境整備 ,  分析