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J-GLOBAL ID：200902244819266954   整理番号：09A0665980

果樹と気象 第4回 日本ナシと気象~気候温暖化が日本ナシに及ぼす影響~

著者 (1件)： 阪本大輔 (農業技術研究機構 果樹研)
資料名： 果実日本
巻： 64  号： 7  ページ： 60-63  発行年： 2009年07月15日 
JST資料番号： L0963A  ISSN： 0913-8242  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 気候温暖化がニホンナシに及ぼす影響および対策について,これまでに得られている知見を紹介した。1)発芽・開花期について(前進化,あるいは遅延),2)果実肥大・成熟について(収穫期の早まり,あるいは遅れ),3)果実品質について(みつ症,日焼け果),4)気象災害等について(凍害,晩霜害,樹の日焼け・葉やけなど)。今後地球温暖化が進行した場合,夏季よりも冬季の気温上昇が大きいと予想され,凍害,自発休眠覚醒および霜害の問題が大きくなると考えられる。耐凍性の強い台木の選抜や,低温要求性の低い品種の育成が急がれる。晩霜害との関連から,発芽・開花までの温度要求性を視野に入れた対応も急務である。

シソーラス用語： *ナシ ,  *地球温暖化 ,  発芽 ,  開花 ,  植物成長 ,  成熟 ,  果実【器官】 ,  品質 ,  気温 ,  温度依存性 ,  凍害 ,  霜害 ,  休眠 ,  覚醒
準シソーラス用語： *ニホンナシ

分類 (3件)： 果樹  (FC03042G) ,  自然災害  (FC04020J) ,  環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 果樹 ,  気象 ,  日本 ,  ナシ ,  気候温暖化