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J-GLOBAL ID：200902245726184172   整理番号：08A0464597

超小型衛星「HIT-SAT」の電源系のデータ解析結果

Data analysis results of electrical power subsystem of the micro satellite ”HIT-SAT”

著者 (19件)： 西舘純 (北海道工大 大学院工学研究科) ,  佐藤立博 (北海道工大 大学院工学研究科) ,  青柳賢英 (北海道工大 工) ,  大野努 (北海道工大 工) ,  田中喜規 (北海道工大 工) ,  竹浪恭平 (北海道工大 工) ,  佐鳥新 (北海道工大) ,  三橋龍一 (北海道工大) ,  廣田尚久 (北海道工大) ,  石村康生 (北大) ,  杉本康一郎 (北大) ,  松島幸太 (北大) ,  戸谷剛 (北大) ,  榊原隆浩 (北大) ,  堀耕太郎 (ビー・ユー・ジー) ,  江良聡 (エィティーエフ) ,  中村明広 (アイドマ) ,  安中俊彦 (植松電機) ,  植松努 (植松電機)
資料名： 北海道工業大学研究紀要  (Memoirs of the Hokkaido Institute of Technology)
号： 36  ページ： 191-195  発行年： 2008年03月24日 
JST資料番号： Y0585A  ISSN： 0385-0862  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： HIT-SATは1辺が12cmと超小型でサイコロ型のスピン衛星であり,北海道衛星「大樹」に搭載する予定の姿勢制御システムの運用実験を目的として2006年9月23日に打ち上げられた。搭載する電源システムは衛星がロケット分離前に動作しないこと,及び分離後に確実にONすることを保障するために電力切断部にMILスペックのラッチングリレーを用い,タイマープログラムで電源ONの後20分間は衛星を動作させないものとした。本論文では,HIT-SATが搭載する宇宙空間での実績がない民生部品について運用データを解析し,1)地上用単結晶構造セルの発電量と劣化,2)食の影響,3)2次電池の性能評価を行った。その結果,電流の変動量が大きく平均値を用いた制御が必要なこと,及び最大電圧変動20%に対応した設計が求められることがわかった。また,太陽パネルの破損が生じたことから冗長構成による信頼性の向上と細かな電力制御が必要であり,各系統の消費電力などを監視して自律的にチェックする機能の必要性が明らかになった。

シソーラス用語： *人工衛星 ,  *電源装置 ,  *二次電池 ,  部品 ,  データ ,  運用 ,  生産量 ,  姿勢制御 ,  太陽電池 ,  信頼性 ,  冗長性 ,  電力制御 ,  消費電力
準シソーラス用語： スピン衛星 ,  運用データ ,  太陽パネル ,  *超小型衛星 ,  発電量 ,  民生部品

分類 (3件)： 宇宙飛行体  (QK08000Y) ,  電源回路  (NC05060Q) ,  二次電池  (YB04030K)

タイトルに関連する用語 (3件)： 小型衛星 ,  SAT ,  データ解析