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J-GLOBAL ID:200902246906491649   整理番号:09A0241175

移植時期の異なる水稲におけるイナズマヨコバイの被害解析

著者 (2件):
資料名:
号: 57  ページ: 19-23  発行年: 2008年12月25日 
JST資料番号: Y0908A  ISSN: 0388-8053  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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イナズマヨコバイの加害による水稲の被害を明らかにするため,5月中旬(早植イネ)と6月下旬(遅植イネ)にポット移植した水稲を用いて,出穂期前後に成虫を放飼し水稲の被害程度を調査した。イナズマヨコバイの加害によって,水稲の上位葉の黄化や下位葉の枯死が認められ,放飼密度が高まると被害葉数は増加した。被害程度は遅植イネで顕著であった。早植イネでは,イナズマヨコバイを株当たり240頭放飼した区でも玄米重は減少しなかったが,遅植イネでは放飼密度が高まるにつれて玄米重が減少し,株当たり480頭放飼した区で83.2%減少した。収量構成要素のうち,玄米千粒重には大きな差は認められず,登熟歩合の低下がイナズマヨコバイ加害による水稲の減収の主要因であると考えられた。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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昆虫・ダニによる植物被害  ,  稲作 
引用文献 (15件):
  • 平尾重太郎・佐藤昭夫 (1986) I. 普通作物の害虫.1. イネの害虫. 作物病害虫ハンドブック (梶原敏宏・梅谷献二・浅川 勝 編), 741~789, 養賢堂, 東京.
  • 常楽武男 (1966) ツマグロヨコバイの発生と防除. 農業および園芸41: 1214~1218.
  • 神田 徹 (1991) イナズマヨコバイの予察灯での大量誘殺について. 関東東山病虫研会報38: 155~156.
  • 嘉藤省吾・若松俊弘 (1978) ツマグロヨコバイによる加害と収量への影響. 北陸病害虫研究会報26: 18~21.
  • 川瀬英爾 (1958) 北陸のツマグロヨコバイの被害と防除. 植物防疫12: 401~404.
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