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J-GLOBAL ID:200902252264324662   整理番号:08A1139773

日本海の粒子状有機炭素の深海循環

Deep Sea Circulation of Particulate Organic Carbon in the Japan Sea
著者 (10件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 911-923  発行年: 2008年12月 
JST資料番号: G0159B  ISSN: 0916-8370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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粒子状有機炭素(POC)フラックスの季節的及び空間的変化を,日本海の三つのサイト(日本海盆の西部と東部と大和海盆)でのセジメントトラップにより観測した。POCの輸送プロセスを研究するために,放射性炭素(14C)測定もまた実行した。1km深での年平均POCフラックスは日本海盆西部で30.7mg/m2日,日本海盆東部で12.0mg/m2日,大和海盆で23.8mg/m2日であった。全ての基地で,顕著に高いフラックスを春季(3月~5月)に観測したが,これはこの季節での生物学的生産とPOCの急速沈降を示している。高いフラックスの季節における沈降POCは現在のΔ14C値(>0‰)を示し,古いPOC(Δ14C<-40‰)を冬季(12月~1月)に観測した。沈降POCのΔ14C値は,アルミニウム濃度と負の相関を示し,Δ14Cは岩石起源物質の横方向の供給と強く関係している。Δ14C値はまた,沈降粒子の過剰マンガン(Mnxs)濃度との相関を示した。Δ14C-Mnxsの関係は,(1)古いPOCの大部分は底層流により移流して沈降粒子に取り込まれ,(2)幾分かの古いPOCは陸生POCの一部としてトラップサイトの海面から供給された可能性があることを示唆していた。日本海盆と大和海盆のΔ14C-Mnxsの関係における相違から,POCの海盆規模輸送プロセスは日本海で起こっていると考える。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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水圏・生物圏の地球化学 
タイトルに関連する用語 (3件):
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