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J-GLOBAL ID：200902253720771052   整理番号：08A0447570

同一チャネル干渉下におけるCOFDMシステム用軟判定ゆう度情報生成法

著者 (5件)： 平明徳 (早稲田大 理工学術院) ,  平明徳 (三菱電機 情報技総研) ,  冠美恵子 (早稲田大 理工学術院) ,  前原文明 (早稲田大 理工学術院) ,  高畑文雄 (早稲田大 理工学術院)
資料名： 電子情報通信学会論文誌 B  (IEICE Transactions on Communications (Japanese Edition))
巻： J91-B  号： 5  ページ： 575-584  発行年： 2008年05月01日 
JST資料番号： S0622C  ISSN： 1344-4697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では同一チャネル干渉下のCOFDM(Coded Orthogonal Frequency Division Multiplexing)システムにおける,軟判定ビットゆう度情報生成法に関する提案を行う。次世代移動体通信システムでは,大容量通信を実現するために周波数利用効率の大幅な向上が求められている。周波数利用効率の向上に対して,セル半径の縮小と短い周期での周波数繰返し利用は有効な手法であるが,同一チャネル干渉によるスループットの大幅な低下が問題となる。強力な訂正能力を有するFEC(Forward Error Correction)の採用は,同一チャネル干渉に対する有力な対処法の一つである。FECで必要となる軟判定ビットゆう度情報生成に際して,従来,干渉波の振幅を熱雑音と同様にガウス分布で近似して計算を行っていた。しかしながら,厳しい同一チャネル干渉条件下においては,ガウス分布による近似は必ずしも適切とは考えられない。本論文ではCOFDMシステムにおける,実際の干渉信号分布に基づく軟判定ビットゆう度情報生成法を提案する。計算機シミュレーションによりガウス雑音,及び周波数選択性フェージング環境における伝送特性を求め,提案方式の有効性を明らかにする。(著者抄録)

シソーラス用語： *セルラ通信 ,  OFDM ,  誤り訂正符号 ,  確率分布 ,  *雑音除去 ,  確率 ,  数値計算 ,  誤り率 ,  チャネル間干渉
準シソーラス用語： BER【誤り率】 ,  COFDM ,  ターボ符号 ,  正弦分布 ,  尤度

分類 (1件)： 移動通信  (ND08030H)

引用文献 (12件)：

• 笹岡秀一, 移動通信, オーム社, 1998.
• 服部 武, 藤岡雅宣, ワイヤレス・ブロードバンド教科書, インプレス, 2006.
• IEEE Std 802.16-2004,“Standard for local and metropolitan area networks Part 16: Air interface for fixed broadband wireless access systems.”
• WiMAX Forum, “Mobile WiMAX Part I: A technical overview and performance evaluation.”
• F. Maehara, F. Sasamori, and F. Takahata, “The oretical derivation method of bit error rate in TDMA/TDD transmitter diversity under cochannel interference,” IEICE Trans. Commun., vol. E85-B, no.3, pp. 663-666, March 2002.

タイトルに関連する用語 (3件)： 同一チャネル干渉 ,  COFDM ,  ゆう度