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文献
J-GLOBAL ID:200902253916173803   整理番号:08A0737412

Arabidopsis CnfU蛋白質の構造解析:葉緑体における鉄-イオウクラスタ生合成足場

Structural Analysis of Arabidopsis CnfU Protein: An Iron-Sulfur Cluster Biosynthetic Scaffold in Chloroplasts
著者 (7件):
資料名:
巻: 381  号:ページ: 160-173  発行年: 2008年08月01日 
JST資料番号: D0124B  ISSN: 0022-2836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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葉緑体におけるフェレドキシンと光化学系Iの生合成に必要とされる,CnfU,主要鉄-イオウ(Fe-S)クラスタ生合成足場は,N-端のみが保存されたCXXCモチーフを含む,2つのタンデム反復ドメインから成っている。Arabidopsis thaliana由来のAtCnfU-Vの金属フリーの二量体の結晶構造を1.35Åの分解能で決定した。2つの単量体のN-端ドメインは,CXXCモチーフ間の2つの分子間ジスルフィド結合を通して,互いに結合している。二量体インターフェイスにおいて,全部で4つのシステインのイオウ原子が,荷電していないが親水性の構造的に移動できるセグメントによって取り囲まれた,Fe-Sクラスタ集合部位を提供する。1つの単量体のC-端ドメインは,反対の単量体のN-端ドメインと相互作用し,それによって,二量体形成を安定化した。さらに,溶液中のホロ-CnfU二量体のFe K-エッジ X線吸収スペクトロスコピー解析は,4つのチオラートによって配位された典型的な[2Fe-2S]型クラスタの存在を示唆した。これらのデータを基にして,二量体インターフェイスに集合した,表面に露出した[2Fe-2S]クラスタを含む,ホロ-AtCnfU-Vのもっともらしいモデルを推測した。このような構造フレームワークが,CnfUがFe-Sクラスタ生合成足場として機能するために重要であることを提案した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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