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J-GLOBAL ID：200902259706471346   整理番号：09A0265354

チタニア架橋粘土の吸着・光触媒特性と環境浄化材料への応用

Adsorptive and Photocatalytic Performance of Titania-Pillared Clays and Those Application to Materials for Environmental Purification

著者 (1件)： 大岡千洋 (名古屋市工研)
資料名： 名古屋市工業研究所研究報告  (Research Reports of Nagoya Municipal Industrial Research Institute)
号： 93  ページ： 1-10  発行年： 2008年12月 
JST資料番号： F0214A  ISSN： 0369-3333  CODEN： NASKAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水相・気相中の有害有機物を浄化する光触媒としてチタニア架橋粘土を用いた吸着・光触媒反応について紹介した。モンモリロナイト,フッ素マイカ等を母材粘土として4種類のチタニア架橋粘土を合成し,その表面疎水性を利用して疎水性汚染物質の吸着・触媒分解を促進させる仕組みである。層間架橋粘土を環境浄化用光触媒として実用化する可能性について述べた。実際にチタニア架橋粘土を用いて室内VOC除去対策用に開発した光触媒コーティング材に関する実証実験結果について記述した。

シソーラス用語： *光触媒反応 ,  光分解 ,  *酸化チタン ,  モンモリロナイト ,  粘土鉱物 ,  疎水性 ,  吸着平衡 ,  接触分解 ,  空気浄化
準シソーラス用語： 水質浄化

分類 (1件)： 光化学反応  (CB08020F)

引用文献 (28件)：

• 例えば、小野嘉夫、季刊化学総説No.21、「マイクロポーラスクリスタル」、日本化学会編、学会出版センター, p.2(1994).
• S. Inagaki, Y. Fukushima and K. Kuroda, J. Chem. Soc., Chem. Commun., p.680(1993).
• C. T. Kresge, M. E. Leonowicz, W. J. Roth, J. C. Vartuli and J. S. Beck, Nature, 359, p.710(1992).
• 山中昭司、触媒、40, p.522(1998).
• C. Ooka, S. Akita, Y. Ohashi, T. Horiuchi, K. Suzuki, S. Komai, H. Yoshida and T. Hattori, J. Mater. Chem., 9, p.2943(1999).

タイトルに関連する用語 (7件)： チタニア ,  架橋 ,  粘土 ,  吸着 ,  触媒特性 ,  環境浄化材料 ,  応用