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J-GLOBAL ID：200902260174665277   整理番号：08A0578445

in vitroでのヒトのヌクレオソーム集合蛋白質による精巣特異的ヒストンH3変異体H3tでのヌクレオソーム形成

Nucleosome formation with the testis-specific histone H3 variant, H3t, by human nucleosome assembly proteins in vitro

著者 (5件)： TACHIWANA Hiroaki (Waseda Univ., Tokyo) ,  OSAKABE Akihisa (Waseda Univ., Tokyo) ,  KIMURA Hiroshi (Osaka Univ., Osaka) ,  KIMURA Hiroshi (National Inst. Information and Communications Technol., Kobe, JPN) ,  KURUMIZAKA Hitoshi (Waseda Univ., Tokyo)
資料名： Nucleic Acids Research  (Nucleic Acids Research)
巻： 36  号： 7  ページ： 2208-2218  発行年： 2008年 
JST資料番号： D0242C  ISSN： 0305-1048  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒトのヒストンH3tを組換え蛋白質として精製し,塩透析法によりH3t/H4がH2A/H2Bとヌクレオソームを形成することを示した。H3t/H4はヒトNap1(hNap1)によりヌクレオソームに効率良く取り込まれないが,それはDNA上での結合を欠いているためであった。一方hNap1のパラローグであるヒトNap2(hNap2)はH3t/H4によるヌクレオソーム集合を促進した。突然変異分析から,H3.1などに保存されていてH3tにはないAla111残基がhNap1仲介のヌクレオソーム集合に必要な残基であることが明らかとなった。これらの結果,ヒトH3tは特異シャペロン仲介経路によりクロマチンに取込まれると推定した。

シソーラス用語： ヌクレオソーム ,  *精巣 ,  ヒストン ,  突然変異体 ,  タンパク質 ,  *再構成 ,  活性部位 ,  アミノ酸残基
準シソーラス用語： ヒストンH3 ,  Nap蛋白質 ,  *ヌクレオソーム再構成

分類 (1件)： 分子遺伝学一般  (EC02010J)

タイトルに関連する用語 (7件)： ヒト ,  ヌクレオソーム ,  集合 ,  蛋白質 ,  精巣 ,  ヒストンH3 ,  変異体