抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文は,近紫外線除去フィルムの継続使用による紫外線除去効果の持続性と劣化によるアザミウマとコナジラミの害虫侵入量の関係についてまとめたものである。フィルムの紫外線透過率と害虫侵入量の調査では,360nm付近の紫外部透過率が0,3,13%のPO系UVAフィルムと60%の一般POフィルムを使用した結果,害虫侵入量は紫外線透過率が高いほど増加した。市販のUVAフィルム8種類を用いた種類別紫外線除去効果の持続性の調査では,新品時,展張1年時から半年ごとに3年経過時までの分光透過率を測定した結果,1.5年経過後から透過率の上昇が起こり,3年後には360nm付近の紫外線透過率がPO系で1.6~23.4%,農ビ系で29.3~46.6%となり資材間差があり,長期展張を行う場合には商品の選択が必要であることが明らかになった。