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J-GLOBAL ID:200902261938697795   整理番号:09A0063371

ベトナム北部のHang Cho洞窟から発見された後期更新世人骨:ホアビン文化期の人々の生物学的親和性に新たな知見

Terminal Pleistocene human skeleton from Hang Cho Cave, northern Vietnam: implications for the biological affinities of Hoabinhian people
著者 (12件):
資料名:
巻: 116  号:ページ: 201-217 (J-STAGE)  発行年: 2008年 
JST資料番号: G0957A  ISSN: 0918-7960  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ベトナム北部のHang Cho洞窟遺跡の発掘により,後期更新世人骨が比較的良好な保存状態で発見された。この遺跡で見られる物質文化は,陶磁器作り以前の時代のホアビン文化期に属している。この個体から取った歯の標本の加速器質量分析法(AMS)による放射性炭素年代測定から,較正年代は10450年前±300年とされた。東南アジアの人口史の考察においては,新石器時代に東北アジアからの移住者が拡大する前には,東南アジアには今日のアウストラロ-メラネシア人に近い先住民が住んでいた,と繰り返し提唱されてきた。この地域の初期の移住者たちの生物学的親和性を査定するため,頭蓋と歯の計量分析を行った。結果は,Hang Choで発見された人骨が,東南アジアで見つかった他の初期完新世または完新世以前の化石人骨と同様,後期更新世のスンダランドの移住者の子孫であることを示唆しており,今日のオーストラリア先住民アボリジニやメラネシア人と共通の祖先をもつと考えられる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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新生代  ,  人類学 
引用文献 (113件):
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