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J-GLOBAL ID:200902267656252535   整理番号:09A0490525

平成18年7月豪雨により岡谷市等で発生した土石流の発生状況と自然環境要因

著者 (3件):
資料名:
号: 23  ページ: 37-49  発行年: 2009年03月 
JST資料番号: X0090A  ISSN: 1342-775X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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平成18年7月豪雨により,県下57カ所で土石流が発生した。被害の大きかった岡谷市の小田井沢川・本沢川・志平沢川の土石流を主な対象として調査を行った。土石流は極めて水分の多い黒色泥流で,土石流源頭部は岡谷市湊花岡渡戸を中心とした半径1km円内の標高905~1,045m(平均970m)に集中していた。周辺森林にはカラマツ人工林が多かったが,土石流発生地にはアカマツ二次林およびコナラ混交林もみられた。土石流の発生原因は大量の降水が厚さ2~3mのローム質土層を飽和させたところに,さらに随所からパイプ流による地下水噴出が起こったためと推定された。なお,ローム質土層の飽和素因として透水性不良な埋没性黒色土層の存在が考えられた。これら黒色土層は縄文時代以降,断続的に存在した草原的植生により形成されたものと推定された。対象地域の山腹に,江戸時代中期から明治・大正時代にかけて造成された桑畑が起源と推定される階段状地形が広く認められた。(著者抄録)
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分類 (1件):
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一般,砂防工学 
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