抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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超純水及び不純物の影響を受けない4種類のシリコーン油中を上昇する気泡の形状及び終端速度を計測して気泡に働く定常抗力を実験的に調べた。更にMooreの理論解及びBlanco等の数値解析結果との比較を行った。実験は石英製あるいはアクリル製の容器底面に気泡発生用のオリフィスを設置して静止液体中に窒素気泡を発生させることで実行した。気泡発生にはスピーカによる気体圧力変動を利用して気泡径を高精度かつ能動的に制御した。試験結果からアスペクト比が大きくなるほどMooreの理論解は抗力係数を大きく見積もること,高Reynolds数になるとMooreの解は抗力係数を適切に予測することを確認した。気泡の前後非対称性は抗力係数に大きな影響は及ぼさない。