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J-GLOBAL ID：200902277634651539   整理番号：09A0858470

表記選択支援のための優勢表記辞書の作成

Dominant Variant Dictionaries for Supporting Variant Selection

著者 (5件)： 西川彩 (龍谷大 理工) ,  渡辺靖彦 (龍谷大 理工) ,  西村涼 (龍谷大 理工) ,  村田真樹 (情報通信研究機構) ,  岡田至弘 (龍谷大 理工)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 109  号： 142(NLC2009 1-6)  ページ： 25-30  発行年： 2009年07月15日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本語の文章では,表記のゆれがある単語が数多く用いられている。表記のゆれがある場合,優勢な表記を使用するのが望ましい場合が多い。そこで,本研究では,どの表記が優勢か劣勢かユーザが判断するのを支援するシステムで用いるための優勢表記辞書を作成する。まず,新聞および論文における表記のゆれについて調査する。次に,二項検定を用いて信頼できる優勢表記を抽出し,検討を行う。最後に,辞書が表記の選択に有効であるか,大学生を対象に対照実験を行い,その結果から優勢表記辞書が有効であることを示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *文書処理 ,  文章 ,  *表記法 ,  日本語 ,  新聞 ,  論文 ,  *形態素解析 ,  *情報抽出 ,  頻度 ,  仮説検定 ,  二項分布 ,  電子辞書
準シソーラス用語： 出現頻度 ,  作文

分類 (2件)： 自然語処理  (JE06000L) ,  索引言語  (AC05030W)

引用文献 (6件)：

• 久保村. 片仮名異表記処理能力を備えもつ情報検索システム. 電子情報通信学会論文誌, D-II. 2003, J86-D-II, 3
• 甲田. 科学技術文献検索システムにおける異表記対応について. 情報処理学会研究報告. 2006, 2006-FI-85
• 馬場. 検索エンジン基盤 TSUBAKI を用いた大規模ウェブ情報クラスタリングシステムの構築. 情報処理学会研究報告. 2008, 2008-NL-183
• 黒橋. 日本語形態素解析システム JUMAN version 5.1使用説明書. 2005
• 横山. 字体選好は新聞頻度から予測可能か. 情報処理学会研究報告, 人文科学とコンピュータ研究会報告. 2006, 2006, 10

タイトルに関連する用語 (3件)： 表記 ,  支援 ,  辞書