抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,屋外用材としての木材の利用が増加しているが,木材を無塗装のまま屋外で使用した場合,短期間で美観等の材料特性が低下する。木材の材料特性を長期間保持するためには塗装による基材木材の保護や防腐が必要となる。われわれは塗装木材の耐候性評価方法の規格化について検討を行なっており,気候風土の異なる国内8ケ所において屋外曝露試験を実施している。今回3年間の実施した屋外曝露試験の劣化状況と気象条件が及ぼす影響について検討を行なった。その結果,全ての塗料において,年間日照時間が少ない和知(京都)の劣化の進行が遅いことが示され,またほとんどの塗料において,年間降水量の多い小杉(富山)で劣化の進行が早く,特にカビ・汚染による表面劣化が著しいことが示された。(著者抄録)