抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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長野県下伊那地域は,フォッサマグナ及び中央構造線以西の西南日本帯に位置する花崗岩類の分布地域であり,県内でも有数な山腹崩壊地域で,特に下伊那群阿智村伍和地区にある面積552haの伍和県有林は,崩壊面積率の大きい地区である。本研究は,当該地区を対象として,植生が侵入定着した崩落地の形態特性等及び,奥地保安林整備の効果について調査分析し,崩落地の早期緑化方法について検討した。その結果,1)崩壊地形状・条件により植生相・自然復旧に違いが有る,2)斜面安定度により自然復旧度に違いが有る,3)崩壊地をシート状からリル・ガリー状への発達防止が重要である,等のことが分かった。