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J-GLOBAL ID:200902288322330737   整理番号:09A0346052

音楽著作権使用料分配のための楽曲利用状況推定法について

著者 (4件):
資料名:
巻: J92-D  号:ページ: 455-466  発行年: 2009年04月01日 
JST資料番号: S0757C  ISSN: 1880-4535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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放送番組で利用される音楽著作権処理のために,音楽の特徴(フィンガープリント)を利用した楽曲特定サービスの検討が進んでいる。音楽使用料の権利者への分配を正確に行うためには,できるだけ多くの放送番組での楽曲利用を把握する必要があるが,全放送番組を網羅することはコスト面から見て現実的ではない。本論文では,効率的に楽曲利用状況を推定するためのサンプリング手法を提案し,サンプリングモデルの検討及び実データを用いたシミュレーションにより,その有効性を確認した。更に,分配誤差の指標を提案し,その指標を用いて,コストに直接的に関係するサンプリング割合と,分配誤差の関係を明らかにした。例えば,サンプリング割合が1/2以上の場合,楽曲の利用割合で換算して7割以上の楽曲に対する分配誤差を10%以下に抑えられることなどの傾向を確認した。これらの結果は,サンプリングに基づく楽曲特定サービスの導入のための判断基準を与える。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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放送一般  ,  数値計算 
引用文献 (10件):
  • 財団法人マルチメディア振興センター, “フィンガープリント技術の活用による権利クリアランス業務の効率化,” 権利クリアランスの円滑化等に関する調査報告書, Mar, 2006,(オンライン), 入手先〈http://www.fmmc.or.jp/report/〉,(参照2008-6-16).
  • “権利者団体や放送業者など, 番組の二次利用促進を目指す協議会を今夏設立,” 日経ニューメディア, p. 3, 29May2006.
  • “JASRACなど3団体, 民放事業者に「全曲報告」打診へ, 音声認証技術の活用提案,” 日経ニューメディア, p. 10, 28 Aug.2006.
  • “民放キー局による音源探索の実証実験,「全曲報告」の基本ルール作成が課題に,” 日経ニューメディア, pp. 2-3, Oct.2007.
  • “テレビ朝日, 2008年7月にもJASRACへの全曲報告を開始へ,” 日経ニューメディア, p. 2, 19 May 2008.
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