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J-GLOBAL ID：200902288712226043   整理番号：08A0199720

アグリバイオ実用化・産業化研究 第6章 ラフィド藻・渦鞭毛藻等赤潮の原因となるプランクトンが産生する新規生理活性物質の機能解明及び大量生産技術の開発

著者 (15件)： 松山幸彦 (水産総合研究セ 瀬戸内海区水産研) ,  庭野吉己 (サニーヘルス) ,  倉智麻木 (サニーヘルス) ,  内山元子 (サニーヘルス) ,  別府史章 (サニーヘルス) ,  板倉茂 (水産総合研究セ 瀬戸内海区水産研) ,  赤根幸子 (水産総合研究セ 瀬戸内海区水産研) ,  影山裕子 (水産総合研究セ 瀬戸内海区水産研) ,  小田達也 (長崎大) ,  中島琢自 (製品評価技術基盤機構) ,  金大景 (済州大) ,  宮崎洋介 (パナフォームラボラトリー) ,  河野雅弘 (東北大 未来科学技術共同研究セ) ,  佐藤恵美子 (東北大 未来科学技術共同研究セ) ,  目代貴之 (東北大 未来科学技術共同研究セ)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 458  ページ： 56-64  発行年： 2008年02月18日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ラフィド藻や渦鞭毛藻が含有する新規の生理活性物質の,製品開発を目指した機能解明と精製技術を検討した。ラフィド藻・渦鞭毛藻計165株を日本で分離培養し,有毒成分を含まず抗酸化活性を持つ有用株3株をスクリーニングして,その大量培養の基礎を確かめた。3株はスーパーオキシド消去活性とヒドロキシラジカル消去活性を有した。ラフィド藻・渦鞭毛藻抽出液の抗酸化活性の特性および安全性試験を行った。

シソーラス用語： 農業 ,  *バイオテクノロジー ,  実用化 ,  産業開発 ,  *渦鞭毛虫類 ,  活性化 ,  ラジカル ,  酸化防止
準シソーラス用語： Gymnodimium

分類 (2件)： プランクトン  (FH02050R) ,  繁殖管理  (FD01030C)

引用文献 (11件)：

• Honjo T.(1994). The biology and prediction of representative red tides associated with fish kills in Japan. Rev. Fish. Sci., 2: 225-253.
• Kajiwara T., Ochi S., Kodama K., Matsui K., Hatranaka A., Fujimura T., Ikeda T.(1992). Cell-destroying sesquiterpenoid from red tide of Gymnodthium nagasakiense. Phytochemistry 31(3): 783-785.
• Sato E., Niwano Y., Matsuyama Y., Kim D., Nakashima T., Oda T., Kohno M.(2007) Some dinophycean red tide plankton species generate a superoxide scavenging substance. Biosci. Biotechnol. Biochem.71(3): 704-710.
• 呉 碩津・松山幸彦・山本民次・中嶋昌紀・高辻英之・藤澤邦康 (2005). 近年の瀬戸内海における有害・有毒渦鞭毛藻の分布拡大とその原因--溶存態有機リンの生態学的重要性. 沿岸海洋研究, 43(1): 85-95.
• Sato E., Niwano Y., Mokudai T., Kohno M., Matsuyama Y., Kim D., Oda T.(2007). A discrepancy in superoxide scavenging activity between the ESR-spin trapping method and the luminol chemiluminescence method. Biosci. Biotechnol. Biochem.71(6): 1505-1513.

タイトルに関連する用語 (11件)： 実用化 ,  産業化 ,  研究 ,  藻 ,  渦鞭毛藻 ,  赤潮 ,  原因 ,  プランクトン ,  生理活性物質 ,  大量生産 ,  開発