抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
産学連携製造人材育成事業において,組み込み中核人材プロジェクトにおける大学等での取り組みについて議論を行った。事業の目的は,組み込みソフトウェア開発での安全性要求に対し,技術者/管理者の両者の視点を備えた高度組込ソフトウェア開発技術者の育成にある。ここでは,プロダクトマネジャー,ドメインスペシャリスト,という2つのコースを想定した。プロダクトマネジャーコースにおけるグループ議論に関しては,不具合発生時にその原因/対策を検討するなぜなぜ分析と事前作業であるHAZOPや,Automotive SPICE,なぜなぜ分析とHAZOPのグループ議論とそのやり方,について論じた。さらに,ドメインスペシャリストコースにおけるグループ議論に関しては,RTL設計スタイルガイド(STARC)を用いたグループ議論について述べた。公的試験研究機関の果たす役割に関しては,技術文書の視点からの議論を行うとともに,国際規格における用語の視点について論じ,具体例として,プロセスの定義,略号CDのフルスペルの例,を示すとともに,分析や設計のツールとしてのUML言語,演習,報告,の方法,などについて議論を行った。その結果,大学における先進的な技術の導入に関して,国際規格など各種工業基準が利用可能であることを述べた。