抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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20世紀後半から著しく進展したナノテクノロジーは,近年,産業への応用が進められている。このナノテクノロジーは,その分野横断的性質から,半導体産業を始めとするエレクトロニクスから,医療まで広い分野にわたって,社会に大きな便益を齎すことが期待されている。そして,ナノテクノロジーが,サイエンスの領域から,テクノロジーとして利用されるに伴って,その利便性と社会受容性の向上のため,標準化の必要性が高まってきた。本稿では,ナノテクノロジー国際標準化において,中心的な役割を担っているISO/CT229の設立からの経緯について述べた。更に,WG2(計測とキャラクタリゼーション)における標準化活動の経緯について解説し,その現状について報告した。最後に,ナノ環境・安全(nano EHS)に対する,計測とキャラクタリゼーションの活動について述べた。