ライザー管下端部とリエントリ(再結合)を行う場所(ターゲット位置)との相対位置が実時間で正確に得られるものと仮定して,HILS(Hardware In the Loop System)アプローチの枠組みを利用して,訓練シミュレータを開発した。先ず,制御対象となるライザー管,モード解析法によって得られる運動モデル,リエントリ制御系設計の概要について述べ,更に,HILSアプローチに基づいて,訓練シミュレータをどのようにシステム構成したか,訓練シミュレータのガイダンス機能をどのように実現したかを述べ,その有用性を示す操作結果を示した。