文献

J-GLOBAL ID：200902296134861132   整理番号：09A0612377

愛宕堰上流部の細粒土砂堆砂制御に関する研究

著者 (6件)： 真野明 (建設工学研究振興会) ,  大村達夫 (建設工学研究振興会) ,  有働恵子 (建設工学研究振興会) ,  渡辺幸三 (建設工学研究振興会) ,  白鳥喜之 (建設工学研究振興会) ,  小竹翔太 (建設工学研究振興会)
資料名： 建設工学研究振興会年報  (Annual Report of Society for the Promotion of Construction Engineering)
号： 44  ページ： 51-52  発行年： 2009年04月01日 
JST資料番号： S0420A  ISSN： 0288-9994  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 仙台市を流れる広瀬川は,左右に大きく蛇行し,湾曲部の内側には砂州が発達している。また愛宕堰などの河川構造物によって,細粒土砂が厚く堆積している。これらの砂州や土砂の堆積は,植生を繁茂させ,またメタンガスを発生させるなど河川環境を悪化させている。河川の蛇行や構造物が土砂の堆積に及ぼす影響を評価し,効果的な堆積制御の方法を見つけるために,流れ場や土砂輸送場を予測する数値モデルを開発してきた。数値モデルは有限堆積法により,流れ場の計算は,浅水流方程式を用いた,平面2次元問題として行った。計算例により,洪水時に剥離流が発生し,それが土砂の侵食・堆積を引き起こしていることが示された。これらの制御が問題の解決につながるものと考えられた。

シソーラス用語： *河川環境 ,  *蛇行 ,  *流送土砂 ,  数値計算
準シソーラス用語： *堆積土砂 ,  数値モデル

分類 (1件)： 移動床,浮遊,沈殿などの水理  (RC10040U)

引用文献 (3件)：

• 渡辺幸三, 白鳥喜之, 有働恵子, 真野明, 大村達夫 (2008): 取水堰が河川底生動物群集に及ぼす影響--宮城県広瀬川愛宕堰の例--水工学論文集, 第52巻, pp. 1159-1164.
• Shirotori, Y., K. Watanabe, K. Udo, and A. Mano (2008): Fine sediment deposition in a curved channel with an intake weir, Advances in Geosciences.(in press)
• Shirotori, Y., K. Watanabe, K. Udo, and A. Mano (2008): Fine sediment deposition by floods on the upstream of a weir with a channel bend, Proc.16th APD-IAHR Congress, pp. 815-819.

タイトルに関連する用語 (6件)： 堰 ,  上流部 ,  細粒 ,  土砂 ,  堆砂 ,  研究