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J-GLOBAL ID：200902296155459628   整理番号：08A0296212

溶体化前処理の粒内ベイナイト生成及び機械的性質に及ぼす影響

著者 (8件)： 朝倉亮 (愛媛大 大学院) ,  仲井清眞 (愛媛大 大学院) ,  小林千悟 (愛媛大 大学院) ,  阪本辰顕 (愛媛大 大学院) ,  磯村紀世 (愛媛大 工) ,  真鍋一生 (愛媛大 工) ,  濱田昌彦 (住友金属工業 総技研) ,  小溝裕一 (大阪大 接合科研)
資料名： 材料とプロセス(CD-ROM)  (Current Advances in Materials and Processes (CD-ROM))
巻： 21  号： 1  ページ： ROMBUNNO.S185  発行年： 2008年03月01日 
JST資料番号： X0994B  ISSN： 1882-8922  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鋼の靭性向上の重要な因子の1つとして粒内ベイナイト形成促進があり,その手法として著者等は溶体化処理時間の変動および溶体化処理前に熱処理を行うことを検討している。本研究は,この手法を用いてオーステナイト中に小角粒界を導入し,粒内ベイナイト生成促進を試みた。S濃度が0.001%と0.062%の2種類の中炭素鋼試料を用いて,熱間鍛造後,時間を変えて溶体化処理を施し,ベイナイト生成挙動を観察した。その結果,低S濃度材は溶体化処理時間の短縮によって粒内ベイナイト核生成および破断伸びの上昇が見られ,一方高S濃度材では溶体化処理時間短縮により粒内ベイナイトが微細化し,伸びが増大した。

シソーラス用語： 溶体化処理 ,  前処理 ,  *機械的性質 ,  *ベイナイト ,  靱性 ,  オーステナイト ,  小傾角粒界 ,  硫黄添加合金 ,  中炭素鋼 ,  熱間鍛造 ,  核形成 ,  伸び率 ,  結晶粒微細化

分類 (3件)： 熱処理技術  (WC03020T) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 溶体化 ,  前処理 ,  ベイナイト ,  機械的性質