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J-GLOBAL ID：200902296310999294   整理番号：09A0739975

「起業」分析における質的研究の重要性

著者 (2件)： 長内厚 (神戸大 経済経営研) ,  冨澤治 (高知工科大 マネジメント)
資料名： 高知工科大学紀要  (Research Bulletin. Kochi University of Technology)
巻： 6  号： 1  ページ： 145-156  発行年： 2009年06月30日 
JST資料番号： L7194A  ISSN： 1348-4842  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 既存の事業に対する評価軸の当てはめが不可能な「起業」を取り上げ,「起業」段階の分析における質的(定性的)研究の重要性を示した。ここではまず,将来性予測と質的データについて論じるとともに,「起業」が全く新しい評価軸上の価値を生み出すことは,既存事業のイノベーションと新規事業のイノベーション間の非連続性が存在することを意味することを述べ,その定性分析の重要性を指摘した。さらに,より抽象的で情緒的な顧客価値の体系の質的変化の捉え方について論じ,質的な価値創造の質的な研究の重要性を述べた。このような質的研究と起業工学との関係を整理し,起業工学の位置づけを明らかにした。

シソーラス用語： *事業 ,  技術革新 ,  定性分析 ,  価値 ,  顧客 ,  工学 ,  *顧客満足 ,  経営学
準シソーラス用語： イノベーション ,  価値創造 ,  *起業 ,  起業工学 ,  経営工学 ,  顧客価値

分類 (2件)： 経営工学一般  (KA01010C) ,  市場調査,広告  (KA06030H)

タイトルに関連する用語 (4件)： 起業 ,  分析 ,  質的研究 ,  重要性