特許
J-GLOBAL ID:200903000581336441

N末端アミノ酸が標識されたタンパク質の効率的な合成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 平木 祐輔 ,  石井 貞次 ,  藤田 節
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2006323378
公開番号(公開出願番号):WO2007-058376
出願日: 2006年11月16日
公開日(公表日): 2007年05月24日
要約:
N末端標識法は,タンパク質のN末端のメチオニン残基のαアミノ基特異的に標識されたタンパク質を合成する方法である。従来法では,標識効率(合成されたタンパク質のうち,標識されたタンパク質の割合)が1-2%程度と極めて低かった。 本願発明者らは、(1)開始tRNAを除いた実質的に伸長tRNAのみからなるtRNA混合液を用い,さらにメチオニルtRNAトランスフォルミラーゼ,10-フォルミル5,6,7,8-テトラヒドロ葉酸を含まない合成系(in vitro転写・翻訳系)を利用する、(2)標識されたメチオニル開始tRNAを分離精製する、及び/又は(3)標識タンパク質合成反応時間も制御することによって、標識効率を大幅に改善した。
請求項(抜粋):
以下の工程を含む標識されたアミノ酸をN末端に有するタンパク質の合成方法。 (1)tRNAとしては伸長tRNAのみを含むin vitro転写・翻訳系を調製する工程、 (2)標識されたアミノ酸が結合した開始tRNA(以下標識アミノ酸結合開始tRNAともいう)を精製する工程、並びに (3)前記tRNAとしては伸長tRNAのみを含むin vitro転写・翻訳系に精製された標識アミノ酸結合開始tRNA及び目的とするタンパク質をコードする遺伝子を添加して、該遺伝子を鋳型としてタンパク質を合成する工程。
IPC (2件):
C12P 21/00 ,  C12N 15/09
FI (2件):
C12P21/00 C ,  C12N15/00 A
Fターム (20件):
4B024AA20 ,  4B024BA80 ,  4B024CA11 ,  4B024GA19 ,  4B024GA30 ,  4B024HA03 ,  4B024HA08 ,  4B024HA20 ,  4B064AG01 ,  4B064CA21 ,  4B064CB30 ,  4B064CC24 ,  4B064CD01 ,  4B064CD04 ,  4B064CD13 ,  4B064CD15 ,  4B064CD19 ,  4B064CE10 ,  4B064CE14 ,  4B064DA13
引用特許:
出願人引用 (2件)

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