特許
J-GLOBAL ID:200903010078849925

H無限大ノルム測定装置および制御系の安定性監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-093553
公開番号(公開出願番号):特開平7-302101
出願日: 1994年05月02日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 制御系の安定性を自動監視することを可能にする。【構成】 操作量および制御量を逐次観測する観測手段と、制御対象70の線形モデルに基づいて操作量の観測値から制御量の予測値を逐次演算するモデル応答演算手段4と、制御量の予測値と観測値の差であるモデル誤差の信号系列を逐次演算するモデル誤差応答演算手段5と、制御対象70の線形モデルの伝達関数をP、コントローラ60の伝達関数をC、Iを単位行列としたとき、T=(I+CP)-1Cで表わされる伝達関数Tを有し、モデル誤差の信号系列を入力信号とするフィルタ手段6と、操作量の観測値を入力信号とし、フィルタ手段の出力を出力信号とするシステムのH無限大ノルムを測定するH無限大ノルム測定装置10と、H無限大ノルムが1より小さい場合にフィードバック制御系はロバスト安定であると判断し、1以上の場合にロバスト安定でないと判断する判断手段30と、を備えている。
請求項(抜粋):
m(≧1)個の入力信号に基づいてn(≧1)個の出力信号を出力するシステムに対して、前記入力信号および出力信号の時系列データに基づいて前記システムの時系列モデルのパラメータの平均値と変動幅をセットメンバーシップ同定法を用いて同定する同定手段と、この同定手段によって同定された時系列モデルのパラメータの平均値と変動幅に基づいて前記時系列モデルの周波数応答を推定する推定手段と、この推定手段によって推定された周波数応答から周波数応答行列を構成し、すべての周波数の中で、前記周波数応答行列の最大特異値の最大値を演算する演算手段と、を備え、この演算手段によって演算された最大値をH無限大ノルムとすることを特徴とするH無限大ノルム測定装置。
IPC (2件):
G05B 13/02 ,  G05B 23/02
引用特許:
出願人引用 (4件)
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