特許
J-GLOBAL ID:200903018682098718

果実認識装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧 哲郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-334110
公開番号(公開出願番号):特開平8-171634
出願日: 1994年12月16日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【目的】 カラーCCDカメラの画像を解析してきゅうりなどの果実認識を行う果実認識装置において、きゅうりなどの果実の後ろに葉があって果実と葉が重なって見えるような場合でも、果実の鮮明な2値画像を得て、果実の輪郭を精度よく検出できるようにする。【構成】 果実認識装置1は、カラーCCDカメラ2と、信号処理装置3と、CPU4とから構成され、CPU4において、カラーCCDカメラ2のR,G,B信号を輝度加算して輝度基準(R+G+B)を算出する輝度基準算出手段と、前記R,G,B信号のうちの一つの信号と前記輝度基準の輝度差を算出する輝度差算出手段と、前記輝度差を2値化して2値画像を得る2値化手段とを備え、画像を2値化する。従って、本発明によれば、散乱光などの影響でR,G,B各信号間の輝度差が大きい葉の部分は大部分が取り除かれ、輝度差の少ないきゅうりの部分は残るので、果実の鮮明な2値画像が得られる。
請求項(抜粋):
カラーCCDカメラの画像を解析して果実認識を行う果実認識装置において、前記カラーCCDカメラのR,G,B信号を輝度加算して輝度基準(R+G+B)を算出する輝度基準算出手段と、前記R,G,B信号のうちの一つの信号と前記輝度基準の輝度差を算出する輝度差算出手段と、前記輝度差を2値化して2値画像を得る2値化手段と、を備え、前記2値画像を解析して果実認識を行うことを特徴とする果実認識装置。

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