特許
J-GLOBAL ID:200903019454693602

パケット転送制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅 隆彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-111652
公開番号(公開出願番号):特開2004-320452
出願日: 2003年04月16日
公開日(公表日): 2004年11月11日
要約:
【課題】バックボーン回線が輻輳状態にあるときに、IPネットワーク上の各IPフローに対して公平な帯域割当を実現しうるパケット転送レート制御を行うことの可能なパケット転送制御方法及び装置の提供。【解決手段】複数のパケットに関して経時的に取得されたパケットサイズに基づき、バックポーン回線4が輻輳状態にあるか否かを判定する回線輻輳状態判定部8と、バックボーン回線4が輻輳状態にあるときに、ホップカウント情報学習・蓄積部7のフローデータベース7cに蓄積されたホップカウント値により特徴付けられる各IPフローのうち、所要の転送レート制御の対象とすべき1以上のIPフローを選択的に決定する転送レート制御決定部9と、転送レート制御を選択決定された1以上のIPフローを構成するパケットに対し、バックボーン回線4の輻輳状態を解消しうる所定の加工処理を施すパケット加工処理部10とを具備する特徴。【選択図】図2
請求項(抜粋):
IPネットワークの主要なバックボーン回線上における任意の一領域に設置された情報処理手段において、IPフローを構成するパケットの転送レート制御を行うためのパケット転送制御方法であって、 前記バックボーン回線に生じた前記IPフローを構成する前記パケットのヘッダ情報を解析し、 その解析された前記ヘッダ情報に基づき、前記IPフローの発生主体である2つのホスト間における前記パケットのホップカウント値を推定的に算出すると共に、前記バックボーン回線が輻輳状態にあるか否かを判定し、 算出された前記ホップカウント値を対応する各IPフロー毎に蓄積し、 前記バックボーン回線が前記輻輳状態にあると判定されたときに、蓄積された前記ホップカウント値に基づき、当該ホップカウント値により特徴付けられる前記各IPフローのうち、所要の前記転送レート制御の対象とすべき1以上の前記IPフローを選択的に決定し、 その選択決定に係る前記1以上のIPフローを構成する前記パケットに対し、前記バックボーン回線の前記輻輳状態を解消しうる所定の加工処理を実施する、 ことを特徴とするパケット転送制御方法。
IPC (2件):
H04L12/56 ,  H04L29/08
FI (2件):
H04L12/56 200C ,  H04L13/00 307C
Fターム (12件):
5K030HA08 ,  5K030HB11 ,  5K030LC11 ,  5K030LC18 ,  5K030LE16 ,  5K034AA02 ,  5K034DD01 ,  5K034EE11 ,  5K034FF11 ,  5K034HH01 ,  5K034HH02 ,  5K034MM08

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