特許
J-GLOBAL ID:200903026152596850

RNA干渉を生じさせるポリヌクレオチド、および、これを用いた遺伝子発現抑制方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 社本 一夫 ,  小野 新次郎 ,  小林 泰 ,  千葉 昭男 ,  富田 博行 ,  泉谷 玲子
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):IB2005001647
公開番号(公開出願番号):WO2005-116204
出願日: 2005年05月11日
公開日(公表日): 2005年12月08日
要約:
本発明は、標的遺伝子に対して高いRNA干渉効果を有するとともに、標的遺伝子と関係のない遺伝子についてRNA干渉を生じる危険性が非常に小さいポリヌクレオチドを提供する。RNA干渉の標的遺伝子の塩基配列から、下記(a)から(d)の規則に従う配列部位を検索し、検索結果に基づきRNAiを生じさせるポリヌクレオチドの設計、合成等を行う。(a)3’末端の塩基が、アデニン、チミンまたはウラシルである。(b)5’末端の塩基が、グアニンまたはシトシンである。(c)3’末端の7塩基の配列において、アデニン、チミンおよびウラシルからなる群より選ばれる1種または2種以上の塩基がリッチである。(d)塩基数が、細胞毒性を生じさせずにRNA干渉を生じさせ得る数である。
請求項(抜粋):
目的生物の遺伝子の中から選ばれる標的遺伝子について、RNA干渉を生じさせるポリヌクレオチドであって、 少なくとも2本鎖領域を有し、 前記2本鎖領域における一方の鎖が、標的遺伝子の塩基配列中に含まれる、下記(a)から(d)の規則: (a)3’末端の塩基が、アデニン、チミンまたはウラシルであり; (b)5’末端の塩基が、グアニンまたはシトシンであり; (c)3’末端の7塩基の配列において、アデニン、チミンおよびウラシルからなる群より選ばれる1種または2種以上の塩基がリッチであり; (d)塩基数が、細胞毒性を生じさせずにRNA干渉を生じさせ得る数であるに従う規定配列と相同な塩基配列からなり、そして 前記2本鎖領域における他方の鎖が、前記規定配列と相同な塩基配列と相補的な配列を有する塩基配列からなる ことを特徴とするポリヌクレオチド。
IPC (13件):
C12N 15/09 ,  C12Q 1/68 ,  A61K 31/708 ,  A61K 48/00 ,  A61P 35/00 ,  A61P 25/24 ,  A61P 25/28 ,  A61P 7/06 ,  A61P 21/00 ,  A61P 25/00 ,  A61P 3/10 ,  A61P 29/00 ,  A61P 43/00
FI (13件):
C12N15/00 A ,  C12Q1/68 A ,  A61K31/7088 ,  A61K48/00 ,  A61P35/00 ,  A61P25/24 ,  A61P25/28 ,  A61P7/06 ,  A61P21/00 ,  A61P25/00 ,  A61P3/10 ,  A61P29/00 101 ,  A61P43/00 105
Fターム (44件):
4B024AA01 ,  4B024BA10 ,  4B024BA11 ,  4B024BA63 ,  4B024BA80 ,  4B024CA05 ,  4B024CA11 ,  4B024DA02 ,  4B024HA17 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ52 ,  4B063QQ58 ,  4B063QR32 ,  4B063QR35 ,  4B063QS38 ,  4C084AA13 ,  4C084NA14 ,  4C084ZA02 ,  4C084ZA12 ,  4C084ZA15 ,  4C084ZA16 ,  4C084ZA55 ,  4C084ZA94 ,  4C084ZB15 ,  4C084ZB21 ,  4C084ZB26 ,  4C084ZC35 ,  4C086AA01 ,  4C086AA02 ,  4C086AA03 ,  4C086EA16 ,  4C086MA01 ,  4C086MA04 ,  4C086NA14 ,  4C086ZA02 ,  4C086ZA12 ,  4C086ZA15 ,  4C086ZA16 ,  4C086ZA55 ,  4C086ZA94 ,  4C086ZB15 ,  4C086ZB21 ,  4C086ZB26 ,  4C086ZC35

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