特許
J-GLOBAL ID:200903031508595075

マルチキャストデータ通信システム及びその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 志賀 正武 ,  村山 靖彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-040968
公開番号(公開出願番号):特開2004-253976
出願日: 2003年02月19日
公開日(公表日): 2004年09月09日
要約:
【課題】広域IP網でマルチキャストトンネリングにより、1対多の放送型アプリケーションを利用する際、送信者が送信側パケット変換装置の利用可能を確認でき、また、アドレス管理サーバや送信側パケット変換装置等のアドレスを知らずに、トンネリングによる通信が可能なマルチキャスト通信システムを提供する。【解決手段】マルチキャストサーバと同一サブネットに設置されたアドレス登録装置は、同サブネット上の全システムを表すマルチキャストアドレスに対し、アドレス登録要求を送信する。同一サブネットに送信側パケット変換装置が設置されていれば、この登録要求を受信し、変換装置自身のアドレスを追記し、アドレス管理サーバに転送し、登録を行う。同時に、送信側のパケット変換装置が登録応答を登録装置に送信し、登録装置と同一サブネットに送信側パケット変換装置が設置され、トンネリングシステムの利用が可能であることを通知する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
送信側パケット変換装置及び受信側パケット変換装置が複数個設置され、IPマルチキャスト送信装置および受信装置が前記パケット変換装置を介して接続されたユニキャスト通信を提供するネットワークにおいて、システム全体としてユニキャスト通信を提供するネットワークをトンネリングしてマルチキャストデータを配信するマルチキャストデータ通信方法であり、 ネットワーク中に1台設置されたアドレス管理サーバにより、マルチキャストアドレスと送信側パケット変換装置アドレスの対応関係とを管理する過程と、 IPマルチキャスト送信装置と同一サブネットに設置されたアドレス登録装置が、同サブネット上の全システムを表すマルチキャストアドレスに対し、送信を予定している第2のマルチキャストアドレスを記載した登録要求パケットを送出する過程と、 該IPマルチキャスト送信装置と同一サブネットに存在する送信側パケット変換装置が、該要求パケットを受信すると、マルチキャストデータトンネルが可能であることを記した応答パケットを該アドレス登録装置に送信する過程と、 前記送信側パケット変換装置が、マルチキャスト送信端末から送出されるマルチキャストパケットをヘッダ書き換えまたはカプセル化によりユニキャストパケットに変換し、ネットワークを経由して受信側パケット変換装置宛に送り出す過程と、 前記受信側パケット変換装置が、受信したユニキャストパケットを元のマルチキャストパケットに復元してIPマルチキャスト受信装置に送りこむ過程と、 受信側パケット変換装置が、トンネルを構築する際に前記アドレス管理サーバにマルチキャストアドレスに対応する送信側パケット変換装置のアドレスを問い合わせ、取得した送信側パケット変換装置との間でトンネルを構築する過程と を有することを特徴とするマルチキャストデータ通信方法。
IPC (1件):
H04L12/56
FI (1件):
H04L12/56 260A
Fターム (4件):
5K030JA05 ,  5K030KA05 ,  5K030LD05 ,  5K030LD06

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