特許
J-GLOBAL ID:200903034611251855

熱電変換材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人グランダム特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-057398
公開番号(公開出願番号):特開2008-218896
出願日: 2007年03月07日
公開日(公表日): 2008年09月18日
要約:
【課題】より良好な発電効率を発揮可能であるとともに、安価で無毒な元素の組み合わせから成るFe2VAl系熱電変換材料を提供する。【解決手段】ホイスラー合金型の結晶構造をもち、化学式当たりの総価電子数が24であるFe2VAlの基本構造に対し、Fe及びVのそれぞれ少なくとも一部が他の元素で置換されている。Feに替えて置換する他の元素がCoであり、Vに替えて置換する他の元素がMである場合には、元素Mが周期表における第4〜6周期の4〜6族からなる群から選ばれている。元素Co及び元素Mの置換量が一般式(Fe1-αCoα)2(V1-βMβ)Alを満たす0<α<1及び0<β<1の範囲内で調整されている。化学式当たりの総価電子数が24未満、23.5以上になるようにしてp型に制御されている。また、化学式当たりの総価電子数が24を超え、24.5以下になるようにしてn型に制御されている。【選択図】図16
請求項(抜粋):
ホイスラー合金型の結晶構造をもち、化学式当たりの総価電子数が24であるFe2VAlの基本構造に対し、Fe及びVのそれぞれ少なくとも一部が他の元素で置換され、 Feに替えて置換する他の元素がCoであり、 Vに替えて置換する他の元素がMである場合には、元素Mが周期表における第4〜6周期の4〜6族からなる群から選ばれており、 元素Co及び元素Mの置換量が一般式(Fe1-αCoα)2(V1-βMβ)Alを満たす0<α<1及び0<β<1の範囲内で調整され、かつ化学式当たりの総価電子数が24未満、23.5以上になるようにしてp型に制御されていることを特徴とする熱電変換材料。
IPC (4件):
H01L 35/22 ,  H01L 35/34 ,  C22C 38/00 ,  C22C 19/07
FI (4件):
H01L35/22 ,  H01L35/34 ,  C22C38/00 302Z ,  C22C19/07 M
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)
  • 熱電変換材料
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-042490   出願人:独立行政法人科学技術振興機構
  • 熱電材料及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-156113   出願人:株式会社豊田中央研究所

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